八重の桜 柳沢慎吾

八重の桜　柳沢慎吾
八重の桜に、柳沢慎吾ちゃんが出演してるのを、ご存知ですか？
してるんですよ〜出演〜。
柳沢慎吾セレクション「あばよ！！〜別れのベスト・アルバム〜」／オムニバス

萱野権兵衛という家老の役です。
代々、会津藩の家老職を務める名門家で、当主は権兵衛を名乗ります。
「ごんのひょうえ」と読んで上げてね。

文武両道の士で、剣は一刀流溝口派の達人、免許皆伝なのです。

会津戦争では、包囲された鶴ヶ城への兵糧輸送、つまり食料補給の責任者だったのです。
敗戦後に主君容保父子を助命するため、
新政府軍に対して、この戦争責任は全て我にあり・・・と藩の責任を一身に背負って、
主君親子の代わりに切腹するのです。

柳沢慎吾くんのおちゃらけた様子からは想像がつきませんが、
萱野権兵衛は主君思いの凄い人だったのですよ。

しかも、自分が会得した一刀流溝口派の奥義を後の世に残そうと、
その切腹の前夜まで、前夜までですよ、
火箸を使って、門弟に伝授したという、・・・

普通、自分の命が明日消えると分かっている時に、
剣術の奥義を伝えようなどという心の余裕なんか、ないですよね〜〜。

でも権兵衛さんは、あるんです。
柳沢慎吾くんがその人を演じるのです。

切腹は気の毒だけど、演技を早く見た〜〜い。

ドラマに登場するかどうかは、見てみないとわかりませんが、
他にもいろいろな悲劇があります。
可哀想だけど、紹介していきますね。

権兵衛さんのように、私も何かを伝えていきたい・・から・・。

ではまた。

八重の桜 ネタバレ 第５回

八重の桜　ネタバレ　第５回　松陰の遺言
うらの懐妊、松陰の死、桜田門外ノ変。

第４回では、右を向けと言われれば、1年でも右を向いているという、うらの言葉
「女は、表向きのことに口を挟まないものです。旦那様がよいように考えておられます・・」
に八重は少々、不満そうでしたね〜。

会津の女性向けの教育書とでも言うべき、女今川に、
「嫁いでは、主人と主人の親に従い・・・」とあるように、
うらは山本家でも、非常に従順なのでありました。

しかし、
正しいことを言われれば、従順に従うべきだが、間違っていると思えば、
それを諭すのが、嫁の努めであることも、教えているのです。

これは、家臣の主君に対する忠義にも通じるものです。
そして、うらも、いざ、事が起こった時には、
命を賭けて断固対処する、確固たる気質と度胸を備えているのでした。

そして第５回では、

覚馬の、よくできた嫁と評判の　うら　が、子供を授かりました。
八重も佐久も大喜び。
八重とうらの距離も、ぐっと縮まったと、八重は感じるのでした。

初孫誕生に胸を膨らませる山本家の人々でしたが・・・、

しかし、攘夷派の浪士が覚馬を突然襲撃！
八重の活躍もあり、覚馬は軽傷で済みます。
井伊直弼と親交の深い容保の信頼を得た覚馬を、攘夷派は敵と見なしたのでした。

そして、八重とも交流があった吉田松陰が、安政の大獄で処刑されたという知らせが入ります。
このとき吉田松陰30歳。
小栗旬演じる吉田松陰・・・、残念なが〜〜若干の役不足か〜？

志し半ばで処刑となる松陰が、魂を込めてしたためた留魂録が、
覚馬の元へ届けられ、覚馬は大胆な行動に・・・？

江戸では桜田門外の変で、安政の大獄の立役者である大老井伊直弼が暗殺され、
会津藩主　松平容保がある決断をして動き出します。

そのころ、太平洋を隔てた大国メリケンでは、南北戦争が始まろうとしていました。

八重が眺めた妖霊星は、日本国のみならず、アメリカ合衆国の激動をも予言してしていたようです。

さて、覚馬の大胆な行動・・・そして容保の決断とは・・？

八重の桜 ならぬことはならぬ

八重の桜　ならぬことはならぬ　什の掟
八重さんをはじめ、会津の人々の心の柱である、什の掟。

会津藩は、人材の育成に力をいれており、
藩を、９区域の班に分け、各班を更に細分化して辺といい、

その辺を更に細分化して、什と言いました。
子供たちは10歳になるまでは、その什というグループに属し、
什の掟を叩き込まれます。

什って、十人くらいの人間の集団のことを言うようですね〜？

叩き込まれるといっても、闇雲に厳しく叩き込んだ訳ではないようです。
親の地位がどうであろうと、子供たちはほぼ平等で、

リーダーだけは権限があって、
一旦集合すると、リーダーの宣言がないと、勝手に家に帰れない・・・。

什の掟を破ると、親の仕置ではなくて、什の中でお仕置きを実行したのです。
謝れば済むレベルから、冬は雪埋めの刑まで、何段階かあったようですね。

こうして、小さい頃から教育され、
10歳になると、藩校の日新館に入校し、
文武両道に励んだんです。

そうなんです。勉強だけではなくて、
剣術、槍術、柔術、弓道、砲術、空手道、プロレス、ボクシング・・・・
ちょっと行き過ぎました・・。

女子は女子で、炊事洗濯、裁縫、糸紬から織物反物、そして薙刀・・。
木登りと鉄砲は、八重だけなのですが・・・。

ということで、会津藩は、教育熱心だったというお話でした〜。

ではまた。