2013年06月30日

八重の桜 感想 第26回 八重、決戦のとき

八重の桜 感想 第26回 八重、決戦のとき
敵軍襲来の半鐘が鳴り響く城下を、母・佐久らと共にひた走り、
鶴ヶ城に入城した八重。

「その鉄砲に、会津の魂を込めよ・・」
照姫の言葉に勇気づけられながら、戦いの場へ赴く八重。

八重は、重鎮たちの中に割って入り、自ら鉄砲隊の指揮を執ることを名乗り出ます。
「私は、山本覚馬の妹。これは会津全ての戦いだ、私が鉄砲隊を指揮しやす。!!

神保内蔵助らに「女の出る幕ではない」と一旦はいさめられますが、・・・。
「この期に及んでそのような古い考えでなじょします!男も女もない、会津全ての戦いだ!」
と女とは思えぬものすごい気迫で訴える八重に、

さしもの重鎮たちも、それ以上否を唱える者はなく、八重は侍として認められます。

そして重さ4キロのスペンサー銃を軽々とまるで我が手の一部のように操って、
差し詰め、狙撃兵のように、正確に敵を倒して行きます。
「会津は、私が守る〜!」

敵の鉄砲隊の隊長も、八重が仕留めました。

「老人と子供しか残っていないはずなのに・・・?」

一方、出発が遅れたユキたちは閉門に間に合わず、場内に入れません。
敵弾を後ろから浴びてはたまらんと、ユキは起点を効かせて城下へ戻ります。

戦場に赴いた少年達や、城下に残った女性達のそれぞれの戦いに幕を下ろす悲しい決断。

会津藩士としてのプライドを胸に、自刀する白虎隊。
まだ持ちこたえているお城を飯盛山から眺め、既に城落ちたと勘違いしてしまうのです。
悲劇と言われる大きなひとつの理由です。

その時もし、違う判断をしていたなら、彼らには別の輝かしい人生が、
待っていたかもしれないのに・・・。

また、会津の女性として並々ならぬ覚悟を見せる西郷頼母の妻子たち。
「非道な力には、死んでも屈しねえ〜」

頼母(西田敏行)の登城のあと自邸に残った妻・千恵たちは自刃の道を選び、
壮絶な最期を迎えるのです。



彼女たちはなぜ、登城しなかったのか?不思議でなりません。

今も語り継がれる、悲しくも誇らしい会津の歴史が描かれますが、
もうすこし、柔軟な考え方をする教育ができなかったのもかと、

私としては、非常に悔やまれます。
八重の桜に限らず、戦いの場面を見るたびに悲しくなります。

新政府軍側は、大山らを先頭に鶴ヶ城へ向けて一気に兵を進めようとするのですが、
城内からの精度の高い射撃に進軍を阻まれます。

八重の射撃の能力は、新政府軍を押し返すほどの力があったのです。
その八重は、なぜ千恵らのように自らの命を絶つことなく生き延びたのか、

銃の腕があったからだけではない、進歩的な考え方を身につけていたからだと思います。


いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。
posted by やえすきお at 21:04| Comment(0) | 八重の桜 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

八重、決戦のとき

八重の桜 ネタバレ 第26回 八重、決戦のとき
八重は、敵軍襲来の半鐘が鳴り響く城下を、母・佐久らと共にひた走り、
鶴ヶ城に入城します。

城の守りが手薄であることを知った八重は、自ら鉄砲隊の指揮を執ることを名乗り出ます。
「私は、山本覚馬の妹。これは会津全ての戦いだ、私が鉄砲隊を指揮しやす。!!

神保内蔵助(津嘉山正種)らに「女の出る幕ではない」といさめられてしまいますが、・・・。
だが、八重は男も女もなく会津すべての戦いだと訴えます。

そして重さ4キロのスペンサー銃を軽々とまるで我が手の一部のように操って、
差し詰め、狙撃兵のように、正確に敵を倒して行きます。
「会津は、私が守る〜!」

一方、出発が遅れたユキたちは閉門に間に合わず、敵弾飛び交う城下を逃げ惑っていました。

戦場に赴いた少年達や、城下に残った女性達のそれぞれの戦いに幕を下ろす悲しい決断。

会津藩士としてのプライドを胸に、自刀する白虎隊。
まだ持ちこたえているお城を飯盛山から眺め、既に城落ちたと勘違いしてしまうのです。
悲劇と言われる大きなひとつの理由です。

その時もし、違う判断をしていたなら、彼らには別の輝かしい人生が、
待っていたかもしれないのに・・・。

また、会津の女性として並々ならぬ覚悟を見せる西郷頼母の妻子たち。
「非道な力には、死んでも屈しねえ〜」

頼母(西田敏行)の登城のあと自邸に残った妻・千恵たちは自刃の道を選び、
壮絶な最期を迎えるのです。

彼女たちはなぜ、登城しなかったのか?不思議でなりません。

今も語り継がれる、悲しくも誇らしい会津の歴史が描かれますが、
もうすこし、柔軟な考え方をする教育ができなかったのもかと、

私としては、非常に悔やまれます。
八重の桜に限らず、戦いの場面を見るたびに悲しくなります。

新政府軍側は、大山らを先頭に鶴ヶ城へ向けて一気に兵を進めようとするのですが、
城内からの精度の高い射撃に進軍を阻まれます。

八重の射撃の能力は、新政府軍を押し返すほどの力があったのです。
その八重は、なぜ千恵らのように自らの命を絶つことなく生き延びたのか、

銃の腕があったからだけではない、進歩的な考え方を身につけていたからだと思います。


いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。
posted by やえすきお at 10:33| Comment(0) | 八重の桜 ネタバレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

八重の桜 感想 第25回 白虎隊出陣

八重の桜 感想 第25回 白虎隊出陣
二本松藩は二本松少年隊とともに遂に壊滅し、
新政府軍は、手薄な会津兵の守りを破って遂に会津領内へと侵入してきます。

薙刀の名手・竹子は戦に備え、女性たちによる薙刀隊を編成し、
照姫様を守るのだと、稽古に打ち込みます。

しかし、内心では新政府軍の鉄砲隊を前にした自分達の薙刀の非力さを、
既に悟っていたのです。

薙刀隊への入隊を拒んだ八重は、隊員の女性たちの非難を浴びます。
この場面、かなり控えめに表現されていますが、
他の資料では、もっともっと辛辣に非難されたようです。

ただ、以前鉄砲の説明を受けていた竹子だけは、八重の心を見抜いていたようです。

「薙刀では、会津を守れね」
この時既に、八重の中では、鉄砲を持って戦う決意が固まっていたのでした。

会津城下には触れが回り、権八と尚之助も登城することに。

「会津を守るため共に出陣したい」
「三郎のかたきを討ちたい・・・・」

八重は、戦場へ向かう父や夫にその胸にある思いをぶつけていきますが、
いつも穏やかな母・佐久にバシっとビンタ一発、たしなめられます。
しかし、権八の懐には、子供の頃の八重が描いた鉄砲の絵が、大事に織り込まれていたのです。

「三郎の敵は、私が討つ!」
こうして、権八と尚之介は、一足先にお城へと入って来ます。

その頃、恭順を進言して二度目の謹慎をくらっていた西郷頼母も謹慎が解かれ、
鎧に身を固めて出陣の準備を終わろうとしていました。

妻の千恵に別れの目配せをする頼母。
涙をこらえきれず嗚咽する千恵。

この二人の悲しい最後の別れとなってしまいます。

戦況はますます悪化し、続々と出陣していく会津藩士たち。

ついに予備の部隊であったはずの白虎隊にも、容保警護のための登城命令が下り、
八重は鉄砲を指南した隊士たちに最後の助言をして送り出します。

「敵の鉄砲は、味方の鉄砲より遠くまで飛びます。うんと引きつけてから撃つのdす。!」
「まともに撃ち合って、無駄に死んではなんねえ〜!!」

この若者たちに鉄砲を教えたことは、正しかったのか、間違っていたのか・・・?
八重は、心の中で何度も繰り返し、自分を責めます。

そして、登城の触れがとうとう八重たちにも回ってきます。

佐久は、徳造とお吉に給金を私、早う里へ帰るように言いますが、
登城の準備をさせてくれるよう、泣いて別れを拒みます。

山本家が如何に愛情にあふれた家族であったのかが、よく分かるシーンでした。

そして登城するその日の朝、八重は佐久もあ〜〜〜!!っと驚く姿に…!
「私は三郎と一緒にお城へ行きます。」

まるで、仮面ライダーが変身するとき・・・はたまたアイアンマンが超合金スーツ
を着るときのような、格好良さでしたね〜〜!

でもそれ以上に、悲しい出陣でした。

新政府軍の兵が城下まで迫り、相次ぐ敵の攻撃に戦死者が増え、
容保は悩んだ末に、遂に白虎隊に出陣を命じます。

威風堂々と戦地へ向かう少年たちの姿を見て、容保は…。

「私の決断で、この少年たちは死地へ趣いていく。
私の決断しだいで、この若者たちを救うことができるかもしれない。

今更、彼らを戦場に送っても、勝利へ導くことができる訳もあるまいに・・・
それが分かっていて、なぜ私は、彼らを敢えて戦場に駆り立てるのか・・・??

しかし、私は・・・徳川に忠誠を誓った会津藩主・・ーーーー」

台詞にはありませんが、容保は心の中で、こんなふうに自問自答していたに違いありません。


一方、京都の薩摩藩邸では、そろそろ戦いを収める方法を思案し始めた西郷吉之助がいました。
そして廊の中では、負傷して弱った体に追い打ちで、
流行病を受けて更に弱っている覚馬が苦しんでいました。

覚馬が非常に優秀な人間であることを既に見抜いていた西郷は、
覚馬を廊から出し、医者の治療をしっかりやらせるよう、部下に命じます。

一方では、会津を滅ぼさんばかりの攻撃の中心人物が、また一方では、
同じ会津の人間を救おうとしています。

覚馬を救うことができるのなら、なぜ会津を救うことが今できないのか??
ここに私は、大きな矛盾を感じずにはいられませんでした。


いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。
posted by やえすきお at 09:59| Comment(0) | 八重の桜 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
「中学生でもわかるネットビジネスを教え、 月収30万円の安定収入を稼げる人を3年間で 10000人生み出ため、オンライン動画で ネットビジネスを学ぶ 「大富豪専門学校」を運営しています。」 という斎藤和也さんが、 無料のネットビジネス講座を開催します。 無料で登録できますよ!! http://lanp.biz/fm/PLL3/1605 ほんっとにわかりやすいですよ! 債務整理専門家
タグクラウド
ネタバレ 八重の桜 感想 綾瀬はるか 西郷頼母
カテゴリ
日記(0)
八重の桜(0)
大河ドラマ(0)
八重の桜 ネタバレ(38)
八重の桜 キャスト(1)
綾瀬はるか 八重の桜(2)
綾瀬はるか 西島秀俊(1)
八重の桜 感想(38)
八重の桜 ならぬことはならぬ(2)
綾瀬はるか 長谷川博己(1)
八重の桜 子役 かわいい(1)
八重の桜 柳沢慎吾(1)
八重の桜 新選組(1)
フィリップスノンフライヤー 価格(1)
八重の桜 結婚(1)
八重の桜 坂本竜馬(1)
八重の桜 新島襄(1)
八重の桜 西郷頼母(1)
過去ログ
2013年12月(2)
2013年11月(6)
2013年10月(4)
2013年09月(5)
2013年07月(13)
2013年06月(8)
2013年05月(6)
2013年04月(11)
2013年03月(11)
2013年02月(7)
2013年01月(17)
2012年12月(2)
RDF Site Summary
RSS 2.0

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。