2013年12月16日

八重の桜 感想 最終回 いつの日も花は咲く

八重の桜 感想 最終回 いつの日も花は咲く

八重は遂に、母・佐久も亡くし、
姪の久栄あでも、病で亡くしてしまいました。

それでも篤志看護婦として、若い看護婦たちを統率し、
負傷者たちの看護に邁進します。

その功績が認められて勲章を受けても、
気が晴れないまま、故郷会津を訪れた八重。

人間は、永遠に、戦いから抜け出せないのかということを、
じっくりと考えて見るために会津を再び訪れたのです。

若い頃を思い出して、桜の大木に登ろうとしたその時でした。

「八重か? やっぱり八重か。
八重はまだ、木に登ろうとしているのか・・・?」
長〜い髭を蓄えた、西郷頼母でした。


「新政府の連中が、なジョナ国を作るのかを、見届けちゃろと思うて、
生きてきたが、

わしの眼に映ったものは、

どんな世の中でも、必死で生きて、必死で前へ進もうとする
人々だけじゃった。

八重、お前もじゃ。

あの戦を生き抜いた会津の女が勲章までもろた。
わしゃ嬉しゅうて嬉しゅうて・・・」


その言葉で八重は、ようやく頬をほころばせるのでした。
八重が受章した勲章の、本当の意味を、
西郷頼母が教えてくれたのです。

どんな世の中であっても、諦めずに前へ前へ進んで行けば、
必ずまた、花は咲く。
冬が過ぎて春が来れば、必ず桜の花が咲くように。



京都に戻った八重は、徳富蘇峰に詰め寄ります。
「その力で、いったい何をしようとしているのです?
その力は、未来を切り開くために使わなければいけませんよ・・。

会津は、大きな力に飲み込まれ・・もし最後の一発を私が打つとしたら・・・」

次に八重が言おうとした言葉は、いったい何だったのか?

若い八重が、天に向かって放った、最後の一発!
あれはどういう意味を持っているのか・・?

最後の一発は、
全てを諦めてしまおうとする、弱い自分の心に向かって
放ったのではないか・・・?


そんな気がします。

あなたは、どう感じましたか?お聞かせください。


今年の大河ドラマ・八重の桜も、遂に最終回となり、
今年も終わろうとしています。

この1年、
私は何を成し得たのだろうか?と考える今日この頃であります。
ではまた来年、お会いしましょう。

ラベル:最数回 八重
posted by やえすきお at 00:34| Comment(0) | 八重の桜 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月15日

八重の桜 ネタバレ 最終回 いつの日も花は咲く

八重の桜 ネタバレ 最終回 いつの日も花は咲く

「グッバイ、また合わん」
という言葉を言い残し、
襄が、同志社大学の設立を目前に他界。

そして、兄・覚馬も、
「・・再び戦いを学ばず・・・」と言い残し
八重に篤志看護婦の道を示して他界。

どちらも、昇天の瞬間まで意識を持ち、
愛する者達との別れを告げて逝きました。

ある意味幸せ、ある意味壮絶な最後でした。


更には松平容保も、山川兄弟に御宸翰を託して他界。
御宸翰が世に出れば、
確かに会津の汚名は注がれるでしょう。


しかし、会津が逆賊ではなかったとすれば、
では誰が、逆賊なのか?


御宸翰が世に出る時期が早すぎれば、
再び争いが起きることを容保は憂慮したのです。


大河ドラマが最終回に近づくと、
重要人物が次々とこの世を去り、
空虚感が増してきます。


でも八重は、まだ生き続けて、
先に逝った者達の遺志を継いで行かねばなりません。


生き甲斐ある人生でありまた、過酷な人生が続きます。


覚馬の魂の篭った激励で、
篤志看護婦として新たな道を歩み始めた八重。


そして、日清戦争が勃発。


1894(明治27)年、八重は従軍篤志看護婦として
広島陸軍予備病院に赴き、
日清戦争の負傷兵たちを看護していました。


「敵味方関係なく、苦しんでいる人たちを救いたい」
どんな患者にも臆することなく果敢に挑んでいく八重の姿は、
人々の心を癒やしていきます。

院内ではコレラや赤痢などが発生し危険な状況にも関わらず、
八重は感染の恐怖に怯むことがありません。
いや、正しくは、恐怖を感じない訳ではなく、
先人たちの魂が、八重にそれを乗り越えさせるのでしょう。


八重は勇敢に看護に従事し、若い看護婦たちを見事に統率します。


その功績がたたえられ、
八重は、皇族以外の女性では初となる宝冠章を受章したのです。


しかし、戦のない世を願う八重は、名誉の受賞にも
晴れない気持ちです。
戦争あっての受賞なのですから・・・。


そんな中、陸軍予備病院に徳富蘇峰が現れます。
帰還兵の勇ましい武勇伝を記事にしたいと言うのです。


北京侵攻を前に、国民の士気を鼓舞したいと
張り切る蘇峰ではありますが、


八重は、理想に溢れていたはずの蘇峰の人格が
変わってしまったと嘆きます。


戦争は、人の心を変えてしまいます。
心が変わらなかったとしても、
その流れには逆らうことができません。



八重は晴れない気持ちを抱いたまま故郷・会津を訪れます。
そこで、思いがけない人物と再会するのです。


その人物とは、崩壊寸前の会津城で生き別れた、
西郷頼母でした。


彼は会津戦争で家族を全て失い、更には、
新政府軍への恭順を解いて城外追放の身になり、
死に場所おも奪われました。

それでも勇気を持って生き続けた人物です。

そしてもうひとつ、生き続けているもの・・・・


八重の人生と、会津の歴史を優しく見続けてきた、
あの桜の大木でした。



今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ラベル:八重の桜 最数回
posted by やえすきお at 14:57| Comment(0) | 八重の桜 ネタバレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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