八重は、小さいころから木登りが得意で、男の子に負けませんでした。
そして、成長してからも、木登り大好き。
中でも、桜の大樹の上で、読書するのが大好きなのです。
でも、こんなものは、使ってはいませんでしたよね多分・・。
ツヨロン 木登り器 FR-100 390761【smtb-s】
この桜の大樹は、これから八重と会津の人々を見守る、このドラマの象徴なのです。
読書・・・というのは小説や漫画ではなく、もちろん砲術指南書でした。
親に隠れて(木の上では隠れたことにはならないかも??)未だに砲術の勉強をしていました。
桜の木の上で砲術指南書を無心に読みふける八重。
そこえ突然、大きな毛虫が砲術書を覗きに・・・。
男勝りとはいえ、やはり女の子。
毛虫に驚いた拍子に砲術指南書を、落としてしまいました。
そこへ若くて颯爽とした武士が通りがかり、八重が落とした砲術指南書を拾い上げます。
その若くて颯爽とした武士とは、江戸から覚馬を援助しようとやってきた尚之助でした。
八重の未来の夫・尚之助。
もちろん、今の2人にそんなこと知るよしもありません。
江戸の空気をまとった“さわやか青年”尚之助と、生っ粋の会津っこ・八重との掛け合いも楽しみですね。
よき協力者を得て蘭学所の整備を急ぐ覚馬だったが、藩の守旧派の反感を買い禁足を命じられてしまい…。
そんな折、通りすがりの藩士に、鉄砲を侮辱された覚馬は激怒。
槍での決闘と相成ります。
実は覚馬、得意なのは鉄砲だけじゃーなかったのです…!
さて、覚馬(西島秀俊)君の立ち回りは如何に〜!!
ちなみに私、剣道・空手有段者であります。(段位はひ・み・つ)
ここで披露されるのは宝蔵院流という槍術の流派で、槍の先端が十文字の形なのがその特徴です。
十文字の部分を使って、敵の着物をからげて自由を奪ったり、
槍で突き刺すのみでなく、引き倒すことも出来ます。
決闘に立ち会うのは、六平直政おじさん扮する武芸師範の黒河内伝五郎先生。
黒河内伝五郎先生とは、八重の薙刀の師匠でもあり、
槍術、剣道、柔道、棒術、手裏剣術(忍者ではないが・・・)更には、
和歌の才能もある文武両道の士であります。
後に、八重を、照姫の右筆に推薦してくれる人物なのでっす。
ちなみに右筆というのは、祐筆とも言って、現代の秘書のような職種で、
主に上司が発行する文書の代筆をする役目のことです。
尚之介が江戸からやってきて、よき協力者を得て蘭学所の整備を急ぐ覚馬でしたが、
藩の重鎮たちの古臭い考えに飽き足らず、
「黒船と戦うのに、弓矢で戦うなどと、まるで、井の中のカワズジャー!!!」
と罵倒してしまい、
守旧派の反感を買って禁足(外出禁止)を命じられてしまいます…。
さ〜て、元気があるだけではね〜、
年寄りどもをうまくコントロールできませんぞーーー。
そんなわからず屋どもは、蹴散らして進め〜〜〜!!