八重に母を追われた久栄が反抗的な態度に。駆け落ち!
伊勢時雄とみね夫婦に男児が誕生!
ひ孫の誕生に、佐久も目じりが下がりっぱなしです。
山本家は幸せな空気に包まれますが、幸せな時間はそう長くは続きませんでした。
産後の日立が悪かったのか、みねが病気に・・・。
母と生き別れ、そして今度は自らが産まれたばかりの我が子を残して、
ひとり旅立たねばならない・・。
悲しい定めのみねでありました。
そしてまた、襄の父・民治までも。
一方、母・時栄が覚馬と離縁し、山本家を出ていって以来、ふさぎ込む久栄。
久栄は、八重が時栄を追い出したと思い込んでいるのでした。
確かに八重は、出て行ってくれと言ったのですが、
八重が言わなくても時栄は、出て行く覚悟でいたのです。
八重は、別れ際の親子の確執を憂慮して、わざと時栄を追い出す芝居を打ったのです。
時栄はそれを理解し、感謝したのですが、若い久栄には、理解できません。
久栄にとって八重は、母を追い出した張本人のままでいたのです。
それでも八重は、母親代わりになろうと久栄を気遣いが、なかなか心を開いてくれません。
そんななか、久栄がただひとり心を許したのが徳富猪一郎の弟・健次郎だったのです。
優秀な兄といつも比較され、肩身の狭い思いをしている健次郎。
方や山本家に居心地の悪さを感じている久栄。
2人は悩みを打ち明け合ううちに、結婚を意識し合うようになります。
久栄は自分が、山本家の跡取りであることを分かっています。
分かっていてもそれに答えることができない・・・。
久栄の心には、
「駆け落ち」という文字が、渦巻いているのでした。
しか〜〜し、その展開に八重が、
「ちょっと待った〜〜!!」
はたして八重の親心は、久栄に届くのでしょうか?
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も寒い一日でした。
心も寒い、懐も寒い、ダジャレも寒い一日でした。
また明日、頑張ります。