八重の桜 第15回で、いよいよ八重の二人目の夫となる予定の、
新島襄こと新島七五三太が登場します。
まだ、八重と会う訳ではありません。
会津藩の都での立場が、微妙になってきたころ、
一人の日本人密航者、新島襄こと新島七五三太という青年が、ボストンに降り立った・・・。
というお話です。
彼は、若くして、西洋の進んだ科学を早急に日本にも取り入れるべきだと、
気付いており、自ら危険を冒して、アメリ船に密航したのです。
後に彼は、正式に日本からの留学生として認められ、
帰国の後は、同志社大学の設立を始め、
日本の若者の教育に寄与した人物だったのです。
さてその新島七五三太くんですが、4人の姉がいる末っ子です。
祖父の新島弁治は、息子民治夫婦に男の子ができないのを、苦々しく思っていました。
5人目もどうせまた女の子だろう・・・。
と諦めながら待っていたところ、産婆さんが、
「ご隠居さん、産まれました〜!」
「また女か〜?」
「いえ、今度は坊ちゃんでいた〜!!」
「しめた〜〜〜!!!」
それは1月14日のことで、まだ正月気分が抜けきれない、
七五三縄(しめなわ)が張られていた頃のことです。
祖父の「しめた〜!!」という言葉と、七五三縄とをかけて、
産まれた男の子の名前は、
新島七五三太(しめた)と、命名されたのでした。
なかなかユーモアのある名前の付け方ですね〜。
これが、新島襄の幼名・新島七五三太の由来でございます。
ちなみにわたくし、3人の姉がいる長男ですが・・
父は、「しめた〜!!」とは、言わなかったようです。
なお、私の祖父は、父方も母方も、既に他界しておりました・・・。
え〜、私のことはどうでもいいて〜?
はい、失礼しました〜。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
読んで頂いた全ての人に、全てのよきことが、雪崩のように降り注ぎます。
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